どこに意識を向けているか
- 水野 涼子

- 2024年4月28日
- 読了時間: 1分
更新日:2024年5月1日
いわゆる真面目な子ほど、自分の不得意な分野、できないことをいつも意識しています。まだまだ駄目。不十分。もっとやらねば。と。
私も昔は、生徒が理解不足の部分があるなら補強しよう、すぐ忘れてしまうなら反復させよう、と躍起になっていたのですが、驚くほど効果が薄かった。
これは長年の謎でしたが、それはおそらく、生徒自身が自分の駄目な部分に意識を向けて、「できない」と決めているからです。
そして、私も生徒と一緒になって、生徒の「できていない」ところにフォーカスし、「できていない」状態を確定させていたのでしょう。
この状態では、いくら末端をいじくって文法など教えても、結局大きくは何も変わらないのです。
一方で、自分にどんどんOKを出していく子がいます。
自分ができるようになったことに意識が向いていて、できたできた、と満足しています。
そして、小さな「できた」がずっと連鎖してゆくのです。
このことに気づき、私も生徒の「できた」に焦点を当てる指導に切り替えて以来、それまで私の中で重しのように重たかった、「まだできてない」が、どんどん軽くなってゆきました。
どこに意識を向けるかは、自分でコントロールできます。
まずその事を知ってください。


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