ライティングで困ること
- 水野 涼子

- 2024年9月7日
- 読了時間: 1分
英検でもライティングの比重が大きくなってきています。
ライティングやスピーキングはあなたの考えを相手に伝える手段ですから、非常に重要なスキルです。
文法に則って正しく文を作るのはもちろんなのですが、ライティング指導の際に生徒さんがもっとも苦労するのは「何を書いたらいいか分からない」ということです。
これは英語以前の問題です。
物事に対して自分はどう考えるか、なぜそう考えるのか、これらを普段から意識していないことが原因かと思われます。
どんな些細なことに対してでも、自分の考えを日本語で言語化することすらも難しい子が沢山います。
そこでお勧めするのが、長文を読むたびに、その内容に対してひとつ問いを立て自問自答する練習です。
私の授業では、長文を読んだ後の雑談として、いま長文で読んだばかりの内容に絡めた話を使います。
「こんな高い鯉、買いたい?どんな人が買うのかな?彼らはなぜ買うの?」といった感じです。
伝えたいことがあるから言語が必要になるのです。
何に対しても、自分の考えは何だろうかと意識してみてください。

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