せっかく続けてきたのなら
- 水野 涼子

- 2024年7月31日
- 読了時間: 2分
とても頑張り屋さんの高3の男の子がいました。
6月で部活を引退してから一気に受験モードに切り替え、夏休みに入ってからは毎日12時間も勉強していました。
みるみる力をつけて、文字通り夏を制したのです。
ところが、2学期が始まると様子が変わっていることに気がつきました。
話を聞いてみると、夏休みは頑張りすぎて疲れたから、少し休憩したいと思ったのだそうです。
そして大好きなゲームを解禁にしたところ、以前のような勉強モードには戻れなくなってしまったとのことでした。
あまりに根詰めて頑張った反動もあったのでしょう、彼はその後また勉強に向き合えるようになるまでにしばらく苦労していました。
いつもとあまりにも違う行動を自分に強いると、脳は反発して元に戻ろうとします。
逆に、徐々に習慣として定着させたものは抵抗なくそのまま継続することができます。
習慣が確立するまでに約2ヶ月かかると言われていますから、なんとかこの期間を乗り越えたら、あとはせっかく獲得した習慣を失わないようにだけ気をつけていきましょう。
また、小さな習慣からスタートさせることも継続しやすくするためのポイントです。
どんな小さなことでも、続けていると自信がつきます。
自分はできるという実感を得られます。
これをゆっくり育てていったら良いのです。
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英語のオンライン家庭教師
水野涼子です。
高校・大学の入試・受験対策、定期テスト対策など、
塾講師と家庭教師を通して25年間サポートをしてきました。
難関校を目指す受験対策の経験も豊富です。
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