脳に適切な負荷をかける
- 水野 涼子

- 2024年7月24日
- 読了時間: 2分
私のアドバイスは、生徒さんによって全く変わることがあります。
これはちょうど、フィットネストレーナーがクライアントの体力に応じて扱うバーベルの重さを変えるのと同じです。
筋力の低い人に重すぎる負荷をかければ怪我をしますし、既にある程度の筋力がある人にいつまでも軽いバーベルを使わせていてはそれ以上に筋肉が発達することはありません。
勉強も同じで、ポイントは適切な負荷をかけることです。
例えば、一度忘れてしまったことをまた思い出そうとするとき、脳には大きな負荷がかかります。
そのため、まだ勉強習慣のついていない生徒さんには、学習したことを忘れる前に反復してもらうほうが良いのです。
そうでないと、忘れきったことを一人でやり直すのは大変すぎて、勉強が嫌になってしまいます。
一方、既にある程度勉強が進んだ生徒さんには、あえて忘れた頃にもう一度同じ課題を出すことがあります。
思い出す際の負荷を上げるためです。
一人で勉強するときも、勉強内容による重さの違いを意識しましょう。
軽いものばかり選んでやっていると、毎日長時間勉強しているのに成績が上がらないということになってしまうかもしれません。
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英語のオンライン家庭教師
水野涼子です。
高校・大学の入試・受験対策、定期テスト対策など、
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