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経験の浅い時代にやっていた過ち

学生時代のアルバイトも入れると、もう英語を教えて28年くらいになりますが、つい10年前くらいまでやっていた過ちがあります。

それは、教えるべきことを徹底的に教え込んでるつもりになっていた、ということです。

何としてでもこれは教えないとならない!教えるスキルがありさえすれば、どんなものでも理解させられる!と本気で信じていました。

しかし、授業の中で生徒が理解してくれたとしても、次の週に見てみると、教えたはずのことが生徒の頭からすっかり消えているのです。

これにはいつも愕然としていました。

しかし、カリキュラムが遅れて行くことを恐れていた私は、先へ先へと進むのです。

復習すべき内容は山積みになり、それらは全て生徒の宿題となります。

もう忘れたことを宿題にされても、生徒にとっては初見のわからない問題をやらされているのと同じです。

当然、「できない」の連鎖がはじまります。

そしてそれを見た私は、「生徒ができてきない」ことを確認しては自分に落胆する、そんな日々でした。


ところがある日、学習障害があるという中学3年生の生徒さんを担当することになったのです。

お母様からは、カリキュラム通りには行かないだろうから、ゆっくり丁寧に指導してほしいとのご要望をいただき、塾の方ともその方針で合意が取れました。

この生徒さんとは、一つをクリアしたら「できたね!」と一緒に喜び、それだけを何回も練習することを宿題にしました。

すると、なんと次の週、しっかり覚えていてくれるのです!

私はそれが嬉しくて、彼女の「できた!」を探すようになりました。

できない問題にぶつかると、それを「できた」に変えようと意識します。

できるようになったら2人で喜んで、それを大切にクルクル丸めて雪だるまにしていきます。

この作業をゆっくり丁寧に繰り返した結果、彼女は2年後に英検3級に合格したのです。

みんなが喜びました。

学習障害があろうとなかろうと、大事なのはこれだった。

できたにフォーカス。それを何度も何度も繰り返す。


これが、私の気づきの始まりでした。





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英語のオンライン家庭教師

水野涼子です。


高校・大学の入試・受験対策、定期テスト対策など、

塾講師と家庭教師を通して25年間サポートをしてきました。

1000人以上の指導実績あり。難関校を目指す受験対策の経験も豊富です。


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